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vol.4

dフォトヒント

写真家の川野恭子とむらいさちの
ワンポイントレッスン

みんなに自慢したくなる旅写真
~フォトブック編~

旅行中に撮ったたくさんの写真、みなさんはどうしていますか? スマートフォンやカメラに入れっぱなしという方も多いのではないでしょうか。写真は見返すことで思い出になります。旅行の写真をフォトブックというカタチで残してみませんか?旅行の写真がたくさんあり過ぎて、「どうまとめたら良いかわからない!」という方のために、今回は 写真家のきょん♪さんとむらいさちさんに、フォトブックをきれいにまとめるコツを教えてもらいました。

フォトブックにまとめるメリット

思い出を形で残せる

せっかく撮った写真もスマートフォンやカメラの中に入った状態だと「いつでも見ることができる」という安心からか、逆に見返さなくなってしまいます。フォトブックという手に取れる形で残すと、宝物のように愛着が湧いてくるから不思議です。

写真整理ができる

スマートフォンのおかげで日常的に写真を撮ることが多くなりましたが、「撮った写真を整理したい」と思いつつ写真だけがどんどん増えてしまうことがあります。そんなときおすすめなのが、「定期的にフォトブックを作成する」ということです。dフォトなら、月額280円でフォトブック1冊が作れます。つまり月に1回写真が整理できるのです。スマートフォンから簡単に作れるので、自分でプリントしてアルバムを作るという手間がありません。

フォトブックをまとめるコツ

写真家のきょん♪さんとむらいさちさんに北海道旅行の写真を、dフォトを使ってフォトブックを作ってもらいました。思い出が引き立つフォトブックをまとめるコツをご紹介します。

時系列でまとめる

時系列で思い出の写真を並べてまとめます。ポイントは最初と最後に配置する写真。はじまりを予感させる写真と締めくくりの写真を選んで、中身を時系列でまとめると、ストーリーが感じられ思い出深い内容になりますよ。

きょん♪さんの場合

『in blossom』 作:川野恭子

この本のタイトルは「in blossom」。花咲く夏の北海道が舞台です。私達が旅で訪れた夕日が綺麗な丘の上で、無邪気に花冠を作る女子大生に出会いました。その光景に自分の青春時代を重ねながら、花咲く北海道をドライブする、そんな思いで写真を選んでいます。

北海道に来た

車で出発

いろいろな景色を見た

動物にも会った

車で走り去った

むらいさちさんの場合

『あのなつのひ』 作:むらいさち

北海道が好きで何度も訪れていますが、毎回美しい景色に出会え、違った発見があります。この夏に出会った北海道の景色と、旅で感じたコメントを入れてまとめました。

あの夏、僕は旅に出た

とても広く、彩りのある世界だった

見たことのない世界があることに、心が躍る

僕の旅はまだまだ続いていく

ワンポイントアドバイス

きょん♪「初めてフォトブックを作る方は、時系列でまとめるのがいちばん簡単なのでオススメです。上級者の方は、さらに “お子さんの笑顔”や“家族全員の集合写真”などテーマを絞ってまとめると、より印象深いフォトブックになりますよ」。

むらいさち「フォトブックはコメントも入れられます。写真に、そのとき感じたあなたの気持ちやお子さんの様子などを添えてみましょう。コメントがあると、後で見返したときに、思い出がふり返りやすくなります」。

川野恭子(きょん♪)

写真家。神奈川県生まれ。Steidl Book Award Japan 2016 ノミネート。システムエンジニアの職を経て、「空をより青く撮りたい」という思いからカメラを手にする。キッチンから野の花まで、日常の何気ない景色を独特の色と光で切りとる作風で女性からの人気が高まる。執筆や講師、トークショー、広告撮影など、多岐に渡り活動。最近では山に魅了され、山の美しさや、山をとおした死生観を女性ならではの視点で撮り続けている。横浜にて写真教室「Atelier photo* chocot 」を主宰。著書に『はじめてのデジタル一眼撮り方超入門』(成美堂出版)、『写真家きょん♪のふわっとかわいい「ゆるかわ写真」の撮り方ノート』(宝島社)、『子ども写真の撮り方手帖』(マイナビブックス)ほか多数。

むらいさち

沖縄でのダイビングインストラクターを経て写真の世界へ。水中をメインに、日本を始め世界の海を訪れる。最近では、水中からオーロラまで、地球全体をフィールドに撮影を続けている。独特の淡く優しいスタイルで「幸せな瞬間」を表現し続けている。著書に、写真集「ALOHEART」「LinoLino」「きせきのしま」「FantaSea」、写真教本「光と色の写真の教科書」、新刊に詩人谷川俊太郎氏とのコラボ写真絵本「よるのこどものあかるいゆめ」がある。

監修 笠原竜太